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2025.04.28

「資源をムダにしない」— コンクリートのリサイクルとその先へ

2025.04.28
資源には限りがあるからこそ、私たちの「つくる責任」は重みを増しています。
環境と向き合いながら、持続可能なモノづくりを真剣に考えています。
コンクリートのリサイクル(再生砕石の製造)
解体されたコンクリートを破砕し、再生砕石(リサイクルされた砕石)として販売。
道路の基礎材や仮設構造物などに活用され、建設業界の循環型社会を支える役割を担っています。

残コンブロック(未来ブロック)の製造
生コンクリートは「生もの」。
一度余ってしまうと他の現場での再利用や長期保管が難しいため、従来は処分するしかありませんでした。
そこで2025年1月より、現場で余った生コンクリートを型に流してブロックにする取り組みをスタート。
「残コンブロック(未来ブロック)」として新たな活用法を提案しています。

◉ 残コンブロック(未来ブロック)の特徴5選
① コストが抑えられる
 余ったコンクリートを活用するため、通常のブロックに比べて安価に提供できます。

② 多用途に使える
 建設現場の仕切りや、土砂崩れ防止の仮設ブロックなど、さまざまな場面で活用可能です。

③ 廃棄を減らせる
 これまで処分するしかなかった残コンを再利用することで、ごみの削減に貢献しています。

④ 「環境に配慮したプロジェクト」としての評価
 自治体や公共事業では、環境負荷を低減する素材が重視される時代。
 未来ブロックの使用は、環境配慮型の取り組みとして評価される可能性があります。

⑤ レゴのように積み重ねられる形状
 凹凸のある形状でしっかり固定できるため、組み立てやすさと安全性を兼ね備えています。
アップサイクル事業
産業廃棄物であるセメント廃材と、竹炭や間伐材といった未利用資源を組み合わせ、
環境にやさしい新素材の研究開発を進めています。
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